コロンビアマイルドと、品種の話

くらっち

2017年07月07日 12:53

くらっちです。

 今日は、コロンビアマイルドと、品種の話です。

 コロンビアでは、1967年まではティピカ種しか栽培されておらず、
 ティピカ種100%の生産国でしたが、
 病害虫に弱く、また収穫量も少ない等の面から、
 1979年には、カツーラ種がティピカ種を追い越したといわれています。

 マイルドなコロンビアという代名詞は、このティピカ種のことを表していました。

 ティピカ種といえば、ほどよいコクと酸味、マイルドな甘み、口当たりの柔らかさなどが特徴です。

 それに比べカツーラ種は、ティピカ種よりも味と酸味が強く、
 ボディ感があるのが特徴です。

 ティピカ種は、浅煎りからフルシティローストくらいまでに向き、
 カツーラ種は、浅煎りから深煎りまで相性がよく、深煎りにはとてもよく合います。

 
 ちなみに、このティピカとは、
 スペイン語で「典型的な」 「標準型の」 といった意味があり、
 コーヒーの原種と言われ、
 アフリカからアメリカ大陸に持ち込まれたと、言われています。
 今では、中南米でも病害虫に弱い等の面から、
 このティピカ種の生産は少なくなっています。
 
 コロンビアマイルドの味わいは、
 これから貴重なものになるかもしれません。

 それ以上に、
 ティピカ種も貴重な品種となるかもしれません。
 
 今日は七夕。
 雨が続いますけど、願いことや夢を思いながら、
 七夕気分でコーヒー時間楽しんでください♪ 
 
#珈琲くらっち
#オーダーメイドコーヒー

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